一人ひとりの幸せが周囲に伝染し始めたときが、世界が平和へと進み始めたとき・・・
女「キムタクってかっこいいよねー」
男「そうかなあ…」
女「………」
男「映画とか観る?」
女「あんまり…」
男「………」
女「ニュース見た?」
男「あんまりニュース見ないんだ…」
女「………」
会話が弾みませんね。
なぜでしょうか?
もうお気づきだと思います。
話のネタになるふたりの共通点がないんです。
これではふたりが引かれ合うことはないでしょう。
海外留学先で周りが外国人ばかり。
その中に日本人を見つけると妙に親近感が湧いて急激に親しくなるってことがあります。
日本のテレビ番組の話や日本人の国民性の話などで盛り上がります。
日本出身という共通点がふたりを親密にし、「好き」という感情を引き起こします。
男女関係だと付き合うことになったりもするでしょう。
海外留学先で知り合ったふたりは帰国後に会う約束をします。
ところが日本で会ってみると、海外ではあんなに盛り上がった会話がさほど盛り上がらないことに気付きます。
海外にいる時には日本が共通点になりました。
それが日本に帰ってくると日本は周りの全ての人との共通点になるので、ふたりの間の特有なものではなくなってしまったんです。
そしてだんだん会うこともなくなり疎遠になっていきます。
男女関係だと別れが訪れることになります。
もしも他にも共通点があれば会話は盛り上がったのかも知れません。
共通の趣味とか、共通の友達とか、住んでるところが同じだとか。
共通するところがたくさんあると会話はどんどん盛り上がったことでしょう。
福山が好きだけど、付き合うのはまったく違うタイプの人ってことないですか?
憧れる人と好きになる人とは違うんですね。
憧れる人はずっと遠くの存在。
好きになる人は自分とレベルが似通った人。
ここでいうレベルは人によって違います。
美しさであったり、学歴であったり、収入であったり。
つまり自分にお似合いの相手を好きになってしまうんです。
中には美女と野獣みたいなカップルもいます。
そしてこのカップルにも外からは見えないよく似たレベルの何かがあります。
よく似たものに興味を示したり、同じ趣味をもってたり、生活レベルが同じくらいだったり、住んでる世界が同じだったり、教養が同じくらいだったり、家庭環境が似ていたり、よく似た境遇に育ってたり、同じ価値観をもってたり。
人は自分とよく似た人に好感をもってしまうんです。