NLP  
 
NLPの紹介
●NLPってなに?
 とてもいい質問です。
 そして、とても難しい質問です。
 これまでに出版されているNLP関連の本は、ほとんど読んでいますが、どの本にもこれに答える簡潔な答えは載っていません。
 NLPの成り立ちや、著者がどんなふうに人に説明するかとか、どちらにしても長々とした説明です。
 NLPの説明をするのは、象を見たことがない人に象の説明をするのに似ています。大きい、堅い、鼻が長い、耳が大きい。どれも間違いではありませんが、どの言葉も象そのものではありません。
ある人はNLPのスキルを一つ紹介して、「これがNLPです」 と言います。でもそれではNLPの一部を紹介しただけで、「NLPとはいったい何なんですか?」 という質問の答えにはなっていません。またある人は、「NLPは、コミュニケーション・スキルです」 と言います。これも間違いではありません。「NLPは、心理療法です」「NLPは、催眠です」「NLPは、コーチングのスキルです」「NLPは、営業スキルです」  どれも間違いではありません。 大統領の演説にはNLPが使われていますし、ハリウッド映画にもNLPは使われています。コマーシャルにも広告にも、もちろん心理療法にも催眠にもコーチングにも営業にもNLPは使われています。
 少しは分かってきましたか?ますます分からなくなった?
●失敗はない。あるのはフィードバック。
 NLPには、いくつかの前提になる考え方があります。
「失敗はない。そこには学びがあるだけ。」と言うのは、そのうちのひとつです。
これによく似た言葉に、「失敗なんてあり得ない。途中であなたがあきらめただけだ。」と言うのがあります。NLPの習得ができなかったとしたら、それはあなたがあきらめたからですよ。途中でやめたのは、私でもNLPでもなく、あなた自身です。ということです。受験で志望校に落ちたとしたら、それは失敗ではなく、その経験を通してしか得ることのできなかった何かを学んだことになります。そして「失敗」というラベルを貼ってしまうのは、途中であなたがあきらめてしまったことを意味します。本当はそれは失敗なんかじゃなくて、ひとつの学びにすぎないにもかかわらずです。
●地図は領土ではない
  これもNLPの前提のひとつです。
人間は目の前に広がる世界を認識するために、目から入ってきた光をいったん信号に変えて、それから脳の中でも映像処理を担当している部分にその信号を送ります。自分でも気づくことはありませんが、目の前に広がる世界はとても複雑です。たくさんの人がバラバラの方向に歩いていたり、走っていたり、視界の隅の方には、建物や雲があったり。今の自分には必要のない情報の方が必要な情報よりもたくさんあり、それらの情報を全て認識して処理する作業をしていたら、さすがの脳もオーバーヒートしてしまいます。それを回避するために、目の前に広がる世界を認識するときには、多くのデーターを削ぎ落として、より単純なものにしています。そうすることで、脳にかかる負担を少しでも軽減させることが出来るからです。そして脳で認識している世界は、地図に例えることができます。いくら精巧にできていても、それは地図であって現実ではありません。大きさも奥行きもまったく違う、仮想の世界です。このことをNLPでは「地図は領土ではない」と言います。
コンテンツ
NLPってなに?
失敗はない
地図は領土ではない
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